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          <dc:title>Research on Paste Application Process of Kyo-Yuzen-Zome</dc:title>
          <dc:title>京友禅染における糊置工程に関する研究</dc:title>
          <dc:creator>古川, 貴士</dc:creator>
          <dc:creator>フルカワ, タカシ</dc:creator>
          <dc:subject>伝統産業</dc:subject>
          <dc:subject>伝統的工芸品</dc:subject>
          <dc:subject>京友禅染</dc:subject>
          <dc:subject>染色</dc:subject>
          <dc:subject>絹布</dc:subject>
          <dc:subject>防染</dc:subject>
          <dc:subject>でんぷん糊</dc:subject>
          <dc:subject>ゴム糊</dc:subject>
          <dc:subject>粘度</dc:subject>
          <dc:subject>断面</dc:subject>
          <dc:subject>表面</dc:subject>
          <dc:subject>輝度</dc:subject>
          <dc:subject>アンケート</dc:subject>
          <dc:subject>印象評価</dc:subject>
          <dc:subject>はんなり</dc:subject>
          <dc:subject>動作</dc:subject>
          <dc:subject>価格</dc:subject>
          <dc:description>京都工芸繊維大学</dc:description>
          <dc:description>博士（学術）</dc:description>
          <dc:description>日本で着物を染色する方法には、友禅染、絞り染、藍染、蝋染などがある。このうち最も広く使われる染色方法は友禅染であり、その中でも京都で染色された着物は特に「京友禅染」と呼ばれ、伝統的工芸品に指定されている。京友禅染は、10工程から構成される。第1工程は、「下絵」である。下絵は、高い芸術性を持った意匠や図柄を絹布に描く工程である。第2工程は「糊置」である。糊置は、下絵に描かれた図柄の線に沿って忠実に防染糊を置く工程であり、糊の外側と内側に異なった色を用いて染色した場合、お互いの色が混ざらないために行われる。和装産業界では、糊置の出来栄えはその後の工程に大きな影響を及ぼすといわれている。糊置に用いられる材料のほとんどは、でんぷん糊とゴム糊である。でんぷん糊はゴム糊よりも粘度が高い。でんぷん糊を用いて作製される着物はゴム糊を用いて作製される着物よりも、「はんなり」として良い出来栄えであると評価され、高価であると認識される。はんなりは京都の方言であり、やわらかさや上品な様を表す言葉として使われる。糊置工程に関する研究や糊置の出来栄えが着物の評価に及ぼす影響についての報告は、未だにされていない。 一方、和装産業界では、ライフスタイルの変化とともに着物の生産数が減少しており、職人数も減少している。職人技術の伝承が困難になりつつある。特に糊置工程は、他の工程に比べて地味な工程であるため、志望者が少なく、職人技術の継承が困難である。すべての糊置職人はゴム糊を扱うことができる。一方では、一部の糊置職人しかでんぷん糊を扱うことができない。したがって、でんぷん糊を用いた着物の生産数は限られる。もしもゴム糊だけが使われるならば、はんなりした良い着物は作られず、着物の品質は低下する。糊置の代わりに「型紙」が使われるならば、数多くの多彩な図柄は用いられない。消費者が品質のよい着物を求めているのにもかかわらず、和装産業界は、消費者の需要を満たすことができない。 そこで本論文の目的は、でんぷん糊とゴム糊が染色に及ぼす影響と、でんぷん糊とゴム糊を用いて染色された着物によって与えられる印象の違いの原因を明らかにすることとした。本研究の成果は、糊置技術の伝承が不可能になった場合においても、でんぷん糊と同じ防染効果を発揮する他の材料の開発につながり、品質のよい着物の生産を可能とするために、非常に重要な研究と考えている。 本論文は、第1章の緒論から第6章の結論までの6章構成である。以下に第2章以降の目的と内容について簡潔に記述する。 第2章では、でんぷん糊とゴム糊を使って染色された着物の印象評価を目的に、京都の方言で「やわらかさ」や「上品さ」という意味で使われる、京友禅染の着物を評価する「はんなり」という言葉と、6つの感性評価項目（シャープさ、上品さ、明るさ、温かさ、豊かさ、深み）を使って、アンケート調査を行い、5件法で回答を求めた。その結果、従事形態別、男女別、従事者の経験年数別にかかわらず、でんぷん糊はゴム糊に比べて、はんなり、上品さ、温かさ、豊かさ、深みの項目が高く、ゴム糊はでんぷん糊に比べて、シャープさ、明るさの項目が高くなった。染色する際、ゴム糊ではなくでんぷん糊を用いることで、よりはんなりした着物に仕上がることが明らかとなった。 第3章では、でんぷん糊とゴム糊との作業効率を検討した。でんぷん糊とゴム糊を使って糊置を行なう作業時間を計測するとともに、糊置の動作解析を行なった。その結果、でんぷん糊はゴム糊よりも作業時間がかかり、でんぷん糊は使われると、糊置の速度は一定ではないことが明らかになった。でんぷん糊は、ゴム糊に比べて、糊置を行う時間がかかり、でんぷん糊の扱いは難しいことが示唆された。 第4章では、でんぷん糊とゴム糊の防染効果の差が京友禅染に及ぼす影響の解明を目的に、でんぷん糊とゴム糊の粘度の違いを明らかにするとともに、でんぷん糊およびゴム糊を用いて染色された製品の断面を観察し、でんぷん糊およびゴム糊の繊維への浸透性を評価した。その結果、でんぷん糊はゴム糊よりも約30倍高い粘度を持つことが明らかになった。断面観察の結果、でんぷん糊はゴム糊よりも繊維束に浸透せず、防染力は弱いことが明らかになった。さらに、表面画像を二値化した画像解析の結果、染色された箇所とでんぷん糊によって防染された箇所の境界は、ゴム糊によって防染された箇所の境界に比べて、約8倍ばらついていることが明らかになった。でんぷん糊とゴム糊の防染糊が除去後の跡と、地色として染色されている箇所の境界のばらつき度合いの差が、着物の印象評価の差に影響を与えていることが示唆された。 第5章では、でんぷん糊とゴム糊を用いて染色された着物によって与えられる印象の差異を明らかにするために、印象評価アンケートを実施した。でんぷん糊とゴム糊が売価に及ぼす影響を明らかにするために、価格評価アンケートを実施した。さらに、印象評価と価格設定の関係を明らかにするために、統計を用いた解析を行った。因子分析の結果、「上質感」と「鮮明感」に分類することができた。でんぷん糊は上質感得点が高かった。一方、ゴム糊は鮮明感得点が高かった。価格設定の評価の結果、でんぷん糊はゴム糊よりも高い価格に設定されることが明らかになった。さらに、価格を決定する要因は、でんぷん糊の上質感であることが明らかになった。 第6章では、本研究で得られた知見をまとめ、今後の展望について述べた。</dc:description>
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          <dc:date>2015-03-25</dc:date>
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          <dc:identifier>甲第748号</dc:identifier>
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