WEKO3
アイテム
近代日本における紡績業の工場施設に関する史的研究
http://hdl.handle.net/10212/2399
http://hdl.handle.net/10212/23990f95602b-7df1-4bce-965d-ccbf67ade42d
| 名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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| Item type | 学位論文 / Thesis or Dissertation(1) | |||||||||
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| 公開日 | 2019-01-16 | |||||||||
| タイトル | ||||||||||
| タイトル | 近代日本における紡績業の工場施設に関する史的研究 | |||||||||
| 言語 | ja | |||||||||
| その他のタイトル | ||||||||||
| その他のタイトル | A historical study on the facilities of spinning factories in modern Japan | |||||||||
| 言語 | en | |||||||||
| 作成者 |
平井, 直樹
× 平井, 直樹
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| アクセス権 | ||||||||||
| アクセス権 | open access | |||||||||
| アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_abf2 | |||||||||
| 主題 | ||||||||||
| 言語 | ja | |||||||||
| 主題Scheme | Other | |||||||||
| 主題 | 近代建築 | |||||||||
| 主題 | ||||||||||
| 言語 | ja | |||||||||
| 主題Scheme | Other | |||||||||
| 主題 | 近代化遺産 | |||||||||
| 主題 | ||||||||||
| 言語 | ja | |||||||||
| 主題Scheme | Other | |||||||||
| 主題 | 産業遺産 | |||||||||
| 主題 | ||||||||||
| 言語 | ja | |||||||||
| 主題Scheme | Other | |||||||||
| 主題 | 繊維産業 | |||||||||
| 主題 | ||||||||||
| 言語 | ja | |||||||||
| 主題Scheme | Other | |||||||||
| 主題 | 紡績業 | |||||||||
| 主題 | ||||||||||
| 言語 | ja | |||||||||
| 主題Scheme | Other | |||||||||
| 主題 | 鐘淵紡績 | |||||||||
| 主題 | ||||||||||
| 言語 | ja | |||||||||
| 主題Scheme | Other | |||||||||
| 主題 | 武藤山治 | |||||||||
| 主題 | ||||||||||
| 言語 | ja | |||||||||
| 主題Scheme | Other | |||||||||
| 主題 | 宇野利右衛門 | |||||||||
| 主題 | ||||||||||
| 言語 | ja | |||||||||
| 主題Scheme | Other | |||||||||
| 主題 | 工業教育会 | |||||||||
| 主題 | ||||||||||
| 言語 | ja | |||||||||
| 主題Scheme | Other | |||||||||
| 主題 | 労働者住宅 | |||||||||
| 主題 | ||||||||||
| 言語 | ja | |||||||||
| 主題Scheme | Other | |||||||||
| 主題 | 福利施設 | |||||||||
| 主題 | ||||||||||
| 言語 | ja | |||||||||
| 主題Scheme | Other | |||||||||
| 主題 | 寄宿舎 | |||||||||
| 主題 | ||||||||||
| 言語 | ja | |||||||||
| 主題Scheme | Other | |||||||||
| 主題 | 社宅 | |||||||||
| 内容記述 | ||||||||||
| 内容記述タイプ | Abstract | |||||||||
| 内容記述 | 本論文は、明治後期から昭和戦前期の日本において、近代紡績業が移入され定着する過程に注目し、生産施設と福利施設から構成された工場施設全体を一体的にとらえて、その変容の過程を歴史的に考察するものである。「技術移転」を機械や建築が完成した時点で完了するととらえるのではなく、時間をかけて定着するものであるとの視点に立ち、工場の生産システムの総体として、工場の空間が社会的条件の中で工場の内側からどのように変革されていったのか、あるいはどのような形で産業として定着していったのかを考察することを目的とした。また、紡績業の発展において福利施設が重要な役割を果たしたことに注目し、特に居住系施設の位置づけと建築的様態の変化を解明することによって、紡績業の「技術移転」がなされた空間のあり様とそれを形成した理念を当時の生産に関わる他の技術、社会との関わりから考察することをもう一つの目的に据えた。 第1 部「鐘淵紡績における紡績工場施設の形成と変遷」では、鐘淵紡績綿糸紡績工場の生産施設と福利施設について建築的様態とその変遷を明らかにし、空間を規定するそれぞれの論理とあわせて分析を行った。鐘淵紡績は、経営規模において戦前期の日本の紡績業を代表する企業であり、福利施設の整備についてもいち早く取り組んで、先導的な役割を果たしたととらえることができる。主な資料として、鐘淵紡績の旧蔵資料、施設の設計を担った横河工務所の設計図面を用いている。 第1 章では、鐘淵紡績の沿革を示すとともに、鐘淵紡績の発展において大きな役割を果たした武藤山治の経営戦略と福利施策のあり方を検討し、特にドイツ・クルップ社の職工待遇法の受容の内容を明らかにし、彼我の居住空間の差異につながることを示した。 第2 章では、明治中期から昭和初期にかけて建設された鐘淵紡績の綿糸紡績工場について、各支店における生産施設の拡大の方法によって新工場の建設と既存工場への増築に分けてとらえ、前者の事例として洲本支店を、後者の事例として中島支店の工場を取り上げた。工場本館を中心に建築的様態を明らかにした上で、各工場における技術的側面をあわせて検討し、動力を中心とした技術的変化と工場建物の変遷との関係を示した。 第3 章では、鐘淵紡績における寄宿舎を中心とした福利施設の建築的様態とその変遷について考察を行った。日本の綿糸紡績業は移植産業として勃興し、先進的な技術を積極的に取り入れて発展したが、その一方で、工場の経営にあたって日本に適合した方法が模索される。ここでは、モデルケースとしての兵庫支店と、他企業から合併・買収によって取得した諸支店においておこなわれた福利施設の整備の過程を精査し、寄宿舎を中心とした福利施設が一定の水準を獲得していく経緯を明らかにした。 第4 章では、日本統治期の朝鮮において鐘淵紡績が設立した全南・京城の2 工場施設について建築的様態を明らかにし、空間の特質を歴史的に考察した。生産施設においては、建築構造に煉瓦造が用いられたことを除けば、機能的に最新のシステムが設置された。福利施設においては、通勤を認めず寄宿舎での起居を前提として工場敷地内で生活のすべてが完結するという、それまでに日本で成立した特質がより先鋭化して移出された。すなわち西欧からの移植産業として日本で発展した工場施設を朝鮮に再度移植する際には、日本国内で成果が確かめられたシステムを直接的に伝播させようとしたことを明らかにした。 第2 部「宇野利右衛門の著述に基づく労働者居住施設の歴史的考察」では、明治後期から昭和初期にかけて、日本の労働問題に携わっていた宇野利右衛門(1875―1934 年)の活動に注目し、宇野と彼が設立した工業教育会の著述に基づいて労働者居住施設の歴史的考察を行った。企業内史料に基づく施策の分析は、その性格から整備史としての意味合いが強くなるおそれがある。一方で、建築や住宅に関する同時代の専門雑誌は、工場労働者の居住施設の実態やそれを改善する取り組みについては断片的にしか取り上げておらず、俯瞰的な視点を持ち得ていない。そこで、明治後期から昭和初期にかけて、使用者とも労働者とも異なる独立した立場で労働問題に関わった宇野利右衛門とかれが設立した工業教育会による著述に着目した。宇野利右衛門の活動と言説を見ることで、明治後期から昭和初期において職工層に永続的な生活の場を提供するために必要な社会的枠組みに光を当て、それを踏まえて労働者の居住施設を中心とした紡績工場の福利施設を多面的・客観的にとらえることを試みた。 第1 章では、宇野利右衛門と工業教育会の活動における、労働者居住施設に関する著述の全体像を明らかにした。第2 章では、第1章をふまえて、宇野利右衛門と彼が設立した工業教育会による、労働者の居住施設に関する著述のうち、とくに職工寄宿舎についての著述の内容に着目した。宇野らが寄宿舎には限界を見て社宅制度を評価しつつも、現実的にはなくすことのできない寄宿舎の改善の方針として小規模単位の生活を推奨し、また居住施設とその他の福利施設とを一体的に整備することを求めたことを示した。 第3 章では、労働者の居住施設における社宅のとらえ方を示したうえで、職工社宅の様態に関する著述の内容、工業教育会が開催した懸賞設計のあり方を検討し、懸賞設計が宇野らの手を離れて毛織工場や公営住宅向きのものとして実現したことを明らかにした。 結章では、第1 部で得られた知見を、第2 部をとおして把握された俯瞰的視点のもとに検討し、紡績工場施設の形成と展開の過程を総括して全体のまとめとした。 | |||||||||
| 言語 | ja | |||||||||
| 日付 | ||||||||||
| 日付 | 2013-09-25 | |||||||||
| 日付タイプ | Issued | |||||||||
| 言語 | ||||||||||
| 言語 | jpn | |||||||||
| 資源タイプ | ||||||||||
| 資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_db06 | |||||||||
| 資源タイプ | doctoral thesis | |||||||||
| 学位授与番号 | ||||||||||
| 学位授与番号 | 甲第682号 | |||||||||
| 学位名 | ||||||||||
| 言語 | ja | |||||||||
| 学位名 | 博士(学術) | |||||||||
| 学位授与年月日 | ||||||||||
| 学位授与年月日 | 2013-09-25 | |||||||||
| 学位授与機関 | ||||||||||
| 学位授与機関識別子Scheme | kakenhi | |||||||||
| 学位授与機関識別子 | 14303 | |||||||||
| 言語 | ja | |||||||||
| 学位授与機関名 | 京都工芸繊維大学 | |||||||||